『どろろ』映画化!ですか。
テレビCMで初めて知った...
ってあたり情報が遅いんですが。
戦国時代、不思議な宿命を背負って生きる「百鬼丸」と
天涯孤独の身でこそ泥として生きる「どろろ」との
妖怪退治の旅を描いたお話です。
長いっすよ、ここから。
(内容に触れます。これから作品を読むつもりの方はご注意くださいね。)
自己のアイデンティティー(=欠損した身体)を取り戻すために妖怪と戦いながら
戦禍に苦しむ人々を目の当たりにしていく少年「百鬼丸」の精神的な成長。
その側で、生きるために自己を偽り少年のふりをしながら
幼いながらも権力に屈せずに強く生きようともがく「どろろ」。
そうした人間模様と絡めて、戦争への警鐘を鳴らしている作品...といえると思います。
まだモノクロだった時代にTVアニメとしても放映され
昨年はプレステ2のゲームとしても発売されたようです。
どうして実写でやるんでしょうね。
セガでゲームが出ていたというのは、ハマッてるなぁとすごく納得しましたが
実写はいただけません。
いや、やってもいいんですけど、出演者がまずい。
いえ、妻夫木さんも柴咲さんも結構好きな役者さんなので
彼等に文句はありません。
(ベストのキャストかっていったら違うだろって言いたいですけど。)
問題は設定です。
主役の二人を同年代に設定しなおしちゃった時点でアウトです。
しかも監督さんが『黄泉がえり』の方...
若い男女のラブストーリーとして描かれちゃたまらんのですよ。
姑息だ。
映画で、いくら男装してる設定にしたって
まさか柴咲さんの演じる「どろろ」を
少年のふりをしてる少女として見るのはムリがありますよね。
一目見て「男じゃないじゃん」て思っちゃうと思いません?
原作の題名が『どろろ』なのはどうしてかっていったら
本当は少女であるところの自分のヒミツを
隠し通そうとしてるからじゃないのかなぁ。
『リボンの騎士』などでも描かれる
「本当のことは言えない」もどかしさ。
そこから生まれる心の機微とか葛藤とかを
全部削っちゃうのってどうなんでしょう。
しかも、どうしてそうなっちゃったかっていえば
時代背景がすごく大事なわけで。
戦国の、荒れた世の中だからこそ彼女に起こった悲劇のはずなのに
最初からヒミツがバレてるんじゃ意味ないと思うの。
それに、少女の淡い慕情じゃ盛り上がりに欠けるからって
主人公を妙齢の若人に変えちゃうのって安易。
二人の恋模様をそんなにクローズアップされちゃうのは
興醒めなんだけどな...
なんて、熱く暑く語っちゃったって、原作を知らない人にとっちゃ
「へー」「ふーん」って程度の話題なんですよね。
でも好きな作品だからなぁ~黙ってられなかった~
映画としての出来が良ければ問題ないか。
別の作品として見るべきですよね。
私は観ませんけどね。
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卯の花の舞う美しいシーン。
『
夕飯の支度がのってくると、つい口ずさむメロディ。
DVDレコーダーを購入したばかりのころ。
去年の年末には
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